老後の生活資金の計算方法

老後の生活資金を計算するには、専用のツールやアプリを使った方法があります。こちらに指定された情報と金額を入力することで、どれくらい今の間から貯蓄をしておくべきかの目標も決められるのです。


では実際にどう計算すればいいのか、まず老後の収入の中でも大部分になるであろう年金のことから考えていきます。日本年金機構のホームページへ行けば、公的年金額の簡易試算が可能です。そこで大体の収入額を把握したら、次は現在の仕事の退職金を計算してください。大体でどれくらいほど受け取れるのか、そして結婚をしている人であれば配偶者の収入と退職金も合わせておきます。


収入額に目処が立てば、今度は毎月の生活費を洗い直してください。今の段階でどれくらい掛かっているのか、また仮に節約するならどれくらいまで可能なのか、現実的な範囲で金額を出します。更にローンの残高や毎月の返済額、趣味や娯楽に投じるであろう金額も合わせます。それらを合計して、支出額の目処としましょう。


こうして収入と支出の数字をそれぞれ入力したら、最後に現在の年齢も入力してツールに計算してもらうだけです。すると残り何年でどれほど貯蓄をすべきなのか、或いは老後に負担が掛かるのかが判明します。5分もあれば、全ての情報を入力することができるでしょう。


気を付けなければならないのは、例えば子や孫へのお祝いなどの臨時の支出もあるかもしれないということです。子や孫の結婚や出産などは、自身が老後を迎えた後にお祝いをする可能性が高いものです。この際にいくら出すのかは人によって変わるものの、こうした予期せぬ数字の動き方があるのも念頭に置いておかなければなりません。

現在独身の人であれば、老後を迎えるまでに結婚する可能性も考えておいてください。全くその気がないのなら計算はシンプルですが、願望があり先も長いようなら定期的な計算のし直しをおすすめします。

ツールは色々な会社がリリースしているので、使いやすいところを選びましょう。

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YOSHI
  • YOSHI
  • 大阪でライフプランニング、資産運用、住宅ローン、保険の相談、セミナー等をしておるFPです。
    自身の資産運用としても株式、投資信託、不動産賃貸、シェアハウス運営、外貨、NISA、iDeCo、金、保険等幅広く運用
    趣味は釣り(タコ、ブリ、鯛、太刀魚、明石、淡路島沖)、酒
    証券外務員一種、一応MDRTです。

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